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200704


やわらかく包み込むゆるやかな光の下で

色とりどりの、でも強すぎなくて触れれば壊れてしまいそうなほど

繊細なステンドグラスが、まだほんの少しひんやりとする建物に

あたたかさを刻み込んでいた。


わたしにとって苦手な時の流れが、その綺麗すぎる光のせいで、

失いたくないと心から思える時を見つけてくれた。


そっと目を閉じてここを去る時を考えたら、

その中のわたしは涙をこぼしながら ここへ来てよかった と微笑んでいた。



本当に大切なものが何かって 

失いそうになったときに、

失ってしまったときに、きっと分かることなんだといつも思っていたけれど

もっともっと身近なもののひとつひとつの重さに

失う前に、

失いそうになる前に、

気づけるようになりたいと、強く思う。

そうしたら誰かと過ごす1日1日の重みもきっととても変わってくるだろうから。



* * * 

とても綺麗なその人らしい空気感に、

春のうららかな風が嫉妬していたように。

200704


机の引き出しをゴソゴソと探ったら

もう何年も見ていなかった薄くおとなしい赤色のメガネを見つけたから

そっとのぞき込んだら、視界がぼやけてしまって、なんだか

雲がかかった別世界を訪れたような気持ちになった。


赤色なんてめったに選ばないわたしがおとなしい

魅力的な色合いに惹かれて

そこから見えたあの頃の景色は色鮮やかで、

教室で友達の笑う顔や先生の怒った顔もはっきりと映し出していたのに。

だんだんと合わなくなって、少しずつ少しずつ気付かないうちに

カラダが変化しているんだなぁって思わされたよ。

それも大人になっていってるって事なのかなって思ってたっけ。



早く大人になりたいと思っていた頃もあったけれど、大人になるって

少し悲しいことだな。なんて思うことも多くて。

先のことも考えずにただただ「好き」っていう感情に素直に突っ走っていた時が

今ではとても羨ましく思えてしまう。



昔使っていたメガネのように、誰かと長い間一緒にいることで

わたし達のキモチも合わなくなって、

少しずつ心が変化していることを気付かされてしまうんだ。

もう「好き」というキモチだけでは乗り越えられないこともたくさんあるって

だんだん分かってきてしまったことが、とても悲しい。



* * * 

「お姉ちゃん!心配したんだよ!」

大きな声でまっすぐな言葉をぶつけてくれる、妹のような後輩が

とてもとても愛しくて。ああ、この子達を守って行かなくちゃなんて

お姉さんぶってみたりして。

明日からまたかわいい妹たちに会える日が来ると思うと

少しふわふわと嬉しいキモチに頬がゆるんでしまう。


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